どうも。設計担当させてもらっている、T です。今日はプレゼンについての話を少し。
こちらの写真は水面下で進んでいる木造の新築住宅のプロジェクトです。
今年中の竣工予定です。
リノベーションの後だから、施工者がいてくれているという安堵感がハンパない。どちらかというと、いるのが普通なんだけども。
写真は1/25の模型。
これくらい大きいと、光がどんな風に入ってくるか体験できたりします。
CGやスケッチはイメージを共有するのによく使うけど、模型は空間の気積のバランスや、建物のプロポーションを確認したりすることに使います。
もちろん、プレゼン模型もあります。
模型は小さいけども、小さな空間の体験がそこでできます。模型を見る観察眼が鍛えられている人ほど、その小さな体験を見過ごさないで、よりよい形にブラッシュアップしていきます。いわゆる、スタディ模型と言われるもの。
この模型も、作ってみてから、ああ、ここはやっぱ違うな、と言いながら作り直したりしてました。なので、なかなか完成しない深夜の模型作りパターンが常々。
この前、21デザインサイトでゲーリーが言っていた。
「模型は投げ石だ!」
その瞬間、ドキリ。
自分はそんな模型を全然作ってないなと、とてつもなく反省した。もちろん、作るものは違うけど、設計者として忘れちゃいけないなって。